ども。昨日スクワット頑張りすぎて免疫力の下がってるやくちゃんです。
今日もよろしくお願いします・・・
さて今日は本のご紹介です。
はい。タイトルは「運転者」
運転手ではなくて運転者。
運を転がす者という意味だそうです。
先に感想を言いますと、
私本日の午前中ずっと泣いていました。
号泣していました。
嗚咽が漏れました。
はじめにYoutubeの動画で紹介されてたのですが、読んでびっくり。
後半部分はずっと泣いていました。
最初に断っておくと、この本、ほぼ自己啓発本です。
自己啓発本で泣くなんて何やら宗教の臭いを感じずにはいられないのですが。
作者の詳細を私は知らないので。
私疲れてるのでしょうか。まあ泣いた私の負けです。
こんなに泣いたの何年振り・・・
主人公は保険の営業のサラリーマン40代。
ひょんなことから大型の保険契約を解約されることとなります。
さらに娘の不登校や妻からのプレッシャー、実家の問題などが重なります。
なんで自分ばかりこんな大変な思いをしなきゃならないんだと頭を抱えてるときにタクシーが現れます。
タクシーの運転手は話したこともないのに主人公の名前や素性を知っています。
主人公は驚きますが、タクシーの運転手は運の良くなる所に連れて行くと言います。
主人公は保険の契約を取り返すべく営業しなくてはならないのですが、放心状態。
車内で二人でやりとりをする中、主人公はいろいろなことに気付かされていきます。
運転手は運を上げるには上機嫌で笑顔でいないと運に気付けないとか、
運は上げる下げるではなく貯めるものであり使うものだと言います。
(このあたりほんと自己啓発的・・・)
主人公は最初はチンプンカンプンで運転手に対し、怒りをぶつけます。
しかし亡き父の話を聞かされるうちに人生で大切なことに気がついていきます。
自分の人生は決して一人で作り上げることのできるものではなく、
過去のいろんな人たち、ひいてはビッグバンまでが自分に関わっている。
壮大な歴史の中で人はたとえ少しであっても後世のために何かのプラスを残していく。
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えー、小学校の読書感想文が苦手でしたが、やっぱり今も苦手ですね・・・
作者の理想がそのまま本に投影される気もしますが、それは作者の自由。
壮大なファンタジー作品でもあります。
そしてパターンが読めて先が分かる人もいるかもしれません。
私は単純なので特に予想もしてなかった戦時中の話で涙腺崩壊開始しました。。。
成功とは何か 幸福とは何か 生きるとは何か
よくあるテーマだとは思いますが、他の自己啓発本とは明らかに切り口が違います。
自分が学べたとしたら一つ。
目の前のことにはきちんと気持ちを込めて向き合いたい。
ということです。
Kindle読み放題対象です。0円で読めました。
読みやすい本なので2,3時間で終わります。
ぜひ。
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